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おばさんシネマ

最近見た映画など。

もっかのベスト5!(2012/09/19)

東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。

 

1.【夢売るふたり
西川美和監督は掛け値なしの天才 ! 今の日本で人間の心の機微をここまで細かく描ける人はいない。)

 

2.【鍵泥棒のメソッド
(ますます冴え渡る内田けんじ監督のメソッド。主演のお三方のこんな表情見たことない ! )

 

2.【天地明察
(江戸時代の算術・天文術・歴術などの文化が垣間見える。才能を生かして案外闊達に生きる人々の姿が面白い。)

 

4.【I'M FLASH!
(人生は一瞬の明滅する光のよう、と解釈した。同じ豊田利晃監督の【ナイン・ソウルズ】と張るくらい好きかも。)

 

4.【ヴァンパイア
岩井俊二監督の感性の瑞々しさと繊細さはどうしておっさんになっても損なわれないのだろう ? )

 

(次点)【最強のふたり
(出会うはずのない立場の二人が出会って異文化交流。これがフランス的にどこまで画期的なのかは不明。)

 

(次点)【わたしたちの宣戦布告
(主演も兼任のヴァレリー・ドンゼッリ監督が、かつてのパートナーと共に息子の難病という実体験を映画化。)

 

まだまだこんな映画もやってます!

るろうに剣心
あなたへ
闇金ウシジマくん

 

今回のチャートは凄い !! 普段ならどれが1位になってもおかしくないような作品ばかりかもしれません。皆様、お時間がありましたら是非是非映画館に足をお運び下さいませ。

 

今回は他にもこのような作品がありました。

 

【踊る大捜査線 The FINAL 新たなる希望】は、これだけ巨大化してしまったシリーズを様々な複線を回収しつつ収束させるのはさぞや大変だったことだろうと思われるので、そうした意味ではきちんと作られた作品だとは思います。ただ、一点、シリーズの重要人物であるはずのすみれさんの行動が全く理解できません。クライマックスの展開もそうですが、そもそも普通の社会人であれば、仕事の引き継ぎも同僚への挨拶もなしに長年勤めた職場を去るなんてありえるでしょうか ? 私は基本的に同シリーズの大ファンという訳ではないので、「これはフィクションだから……」と生暖かい目で見てあげるとかあまり出来ないんですよね。

 

【ライク・サムワン・イン・ラブ】は、近年のキアロスタミ監督らしいナチュラルといえばナチュラル、とりとめがないといえばとりとめのない映画だったかなぁと思います。ともあれ、昨年の【CUT】のアミール・ナデリ監督もそうですが、世界的な定評がありながら国内での製作状況が厳しくなっているイラン人監督に、映画を創る機会を日本で提供しようという試みは、素晴らしいことだと思います。

 

【莫逆家族 バクギャクファミーリア】はちょっと残念でした。熊切和嘉監督作品で大好きな役者さん達が大挙して出ているので期待していたのですが、ケンカに終始するというタイプの話がそもそもあまり得意ではない上に、話のキッカケを作るためだけに安易に女の子を強姦するという話の展開が何とも……。そういう能のないやり口はいい加減この世から無くして戴けませんかね。 登場人物に簡単に“守る”とか言わせてんじゃねーよ、酷い目に遭った女の子本人のメンタルなんて一体どうやって守れるっちゅうんだよ、と真剣に思います。