もっかのベスト5!(2013/03/22)
東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。
1.【愛、アムール】
(自分達の親の介護はどんなふうになるかとか、そりゃあもう考えずにはいられなかった……。)
2.【千年の愉楽】
(若松孝二監督の遺作。こんな匂い立つような映画はきっともう誰にも撮れないに違いない。)
3.【クラウド アトラス】
(ウォシャウスキー姉弟&T・ティクヴァ監督のコラボ。6つの時代を生まれ変わる人々の物語。)
4.【偽りなき者】
(子供のちょっとした嘘で人生が壊滅してしまうなんて不条理すぎるでしょー !! )
5.【ジャンゴ 繋がれざる者】
(このテがあったか!のタランティーノ印のブラックスプロイテーション風ウェスタン。)
(次点)【遺体 明日への十日間】
(現実よりはだいぶ小綺麗なんだろうけど、現実のある一側面を誠実に語ろうとしていると思う。)
(次点)【ひまわりと子犬の7日間】
(山田洋次監督の愛弟子・平松恵美子監督のデビュー作。犬モノにしては嫌いじゃないです。)
(次点)【プラチナデータ】
(東野圭吾原作×大友啓史監督作品。ニノくんがエリートに見えにくいところが難点か。)
(次点)【すーちゃん まいちゃん さわ子さん】
(雰囲気押しだけど、それをここまで形にできる御法川修監督の手腕は大したもの。)
現在、渋谷のユーロスペースでライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の【ベルリン・アレクサンダー広場】を上映しているらしいです!もともとはテレビ・シリーズだったとのことですが、何せ全14話でほぼ15時間ある超大作……昔、アテネ・フランセかどこかで丸々2日潰して観たような。まぁ全編観るのはなかなか大変かと思いますが、得難い映像体験になると思いますので、時間と根性のある方々には是非トライしてみて戴きたいです。