たそがれシネマ

最近見た映画など。

もっかのベスト5!(2013/11/15)

 

東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。

 

1.【ハンナ・アーレント
(元ナチスのアイヒマンの裁判傍聴録で“悪の凡庸さ”を喝破した哲学者。すこぶる知的な一作。)

 

2.【清須会議
(史実に割と忠実ながら三谷幸喜テイストが満載。これは今までの監督作で一番の出来なんでないかい。)

 

3.【恋するリベラーチェ
(ある意味よくある痴話話。ただ、マット・デイモンマイケル・ダグラスのラブシーンって濃いわ……。)

 

4.【四十九日のレシピ
(自分がそうだから言うけど、「子供を産まなかった女の人生は空白ばかり」って、それはホントその通り。)

 

5.【ばしゃ馬さんとビッグマウス
(夢を諦めるというちょっとビターな話をさばさばと。脚本家志望の面々の人物描写が秀逸。)

 

(次点)【父の秘密
(どうやらディスコミュニケーションがテーマらしいけど、メキシコのイジメもエグくて目もあてられない。)

 

(次点)【いとしきエブリデイ
(M・ウィンターボトム監督が服役中の男を待ち続ける妻と子供達を淡々と描く、ある意味実験作かも。)

 

うちの自宅(千葉県習志野市)は、ららぽーとTOKYO-BAYと幕張メッセのちょうど中間地点くらいにあるのですが、今週ららぽーと西館が改装オープンするのに続き、来月のクリスマス頃には、イオンが旗艦店として位置づけているイオンモール幕張新都心という超でっかい店舗が幕張メッセの近くにオープンします。映画館はともかく蔦屋書店ができるらしいというのだけはちょっとだけ期待しているのですが、吉本の劇場まで作って年間3000~3500万人の来店者数を見込んでいると聞き、おいおいこんな田舎にまぢかよ、アテが外れてピエリ守山みたいになっちまったらどーすんだよ、と非常に不安を抱えています。(ちなみにららぽーとTOKYO-BAYの年間来店者数は2500万人くらいらしい。)
あんなデカイ建物が廃墟になったら恐いので、そうはならないで欲しいですが、流行ったら流行ったで、周辺道路の混雑が目も当てられない事態になりそうで、非常に恐いです。船橋・習志野周辺にお住まいの方ならご存知でしょうが、この辺りは南北に走る道路が少なく、ただでさえ土日は無茶苦茶混雑するんですよねー……。紙の上だけで図面を引いていろいろな皮算用をしているエラい人達がどこまで想定しているのか非常に疑問に思いますし、ましてや彼等に周辺住民の生活環境の変化にまで配慮する心積もりがあるとは到底思えないんですが……。