もっかのベスト5!(2014/05/23)
東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。
1.【プリズナーズ】
(控えめに見積もって稀代の大傑作 !! ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は個人的に次世代の巨匠候補の1人に認定 !! )
1.【WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常】
(ご存知、矢口史靖監督の最新作。見どころが満載すぎて書き切れないけど、とにかく楽しいのがいいよね♪)
3.【闇金ウシジマくん Part2】
(日本の裏社会モノで目下一番の成功作。企画・製作・脚本まで手掛ける山口雅俊監督は要チェック!)
4.【シンプル・シモン】
(アスペルガー症候群の世界をキュートに描くスウェーデン映画。優しいお兄ちゃんがステキすぎる。)
5.【ブルージャスミン】
(ジャスミンさんの病は拝金主義という現代の病の合わせ鏡。しかしW・アレン監督、結婚生活は大丈夫なの?)
5.【野のなななのか】
(芦別の歴史×樺太の旧ソ連軍侵攻×原発×生者と死者、の縦横無尽な大林節。今回は少しまとまりに欠けたかな?)
(次点)【テルマエ・ロマエII】
(ドタバタが少し行き過ぎだけど、日本の入浴文化の奥深さに改めて感心してしまい、制作側の思うツボ。)
(次点)【バチカンで逢いましょう】
(ちょっとゴチャッとした出来だけど、【バグダッド・カフェ】好きな人ならノスタルジアに浸れるかもしれない。)
(次点)【ヴィオレッタ】
(映画としてはもう一工夫欲しいけど、エゴイズムを愛情と呼ぶ一部の親について考えてみるのは悪くない。)
カナダ出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画を最初に観たのは2000年の【渦】(日本では2001年公開)で、次に観たのは2010年の【灼熱の魂】(日本では2011年公開)でした。一筋縄ではいかない筋立てをすっきりと見せつつ、登場人物の複雑な心理をしっかりと描き込む監督の手腕は、これからもっともっと評価が高まるのではないかと勝手に予想します。とりあえず、【プリズナーズ】ではロキ刑事を演じていたジェイク・ギレンホールさん(しばらく見ない間に随分とシブカッコよくなっちゃって!)主演の新作【複製された男】がなんと7月に公開されるらしいので、期待して待ちたいと思います!