もっかのベスト5!(2015/07/11)
東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。
1.【海街diary】
(鎌倉に暮らす4姉妹を描く是枝裕和監督作。丁寧に紡がれた物語がしっとり美しい。)
1.【きみはいい子】
(呉美保監督の最新作。児童虐待、ダメ。ゼッタイ。)
3.【アリスのままで】
(【明日の記憶】でも描かれた若年性アルツハイマー。J・ムーアさんがあまりに上手い。)
3.【フレンチアルプスで起きたこと】
(いざという時旦那が家族を置いて逃げちゃったら……すんごい切り口のブラックコメディだなこりゃ。)
5.【愛を積むひと】
(死んだ妻から夫へエールを送る手紙。ベタかもしれないけどしみじみいい話だと思った。)
5.【奇跡のひと マリーとマルグリット】
(フランスにもヘレン・ケラーみたいな実話が。でもシスターはサリヴァン先生ほど生きられなかった……。)
5.【グローリー 明日への行進】
(超意外なことに、キング牧師の話はこれまで映画化されたことがなかったんだそうな。)
5.【ターナー、光に愛を求めて】
(イギリスの国民的画家ターナーの伝記。T・スポールさんが主役って結構レアだと思うが。)
5.【雪の轍】
(2014年のカンヌのパルムドール受賞作。屁理屈で人より優位に立とうとするオッサンの話って結構辛い。)
5.【ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム】
(テレビ放映も絶好調!掛け値なく面白いアードマン・アニメーションの最新長編。)
(次点)【ストレイヤーズ・クロニクル】
(瀬々敬久監督にサイキック・ウォーズものを発注する人がいたのにビックリした……。)
(次点)【予告犯】
(中村義洋監督作は大体間違いない。ストーリーはともかくキャストのアンサンブルがいい。)
前回からかなり時間が空いてしまいまして申し訳ございませんでした!仕事がちょっと忙しめだったのと、別件がなかなか片付きませんで……。次回からはもう少しサイクルを短めにできるように頑張ります、うぅ……。
今回は他にこのような映画がありました。
【極道大戦争】と【ラブ&ピース】はそれぞれ三池崇史監督作と園子温監督作。どちらも旧作の個性を過剰に入れ込んだような印象で、手詰まり感を感じたのは私だけでしょうか。
【天の茶助】はSABU監督作。設定が少々曖昧なのと、ヤクザを安易に出し過ぎな感があったのがちょっと気になりました。
【ライアの祈り】は青森県八戸市のご当地映画。アラフォーのまともなラブ・ストーリーって案外少ないのかもしれないと思いました。武田梨奈さん目当てで見に行きましたが、嫌いじゃありません。
【ローリング】は冨永昌敬監督作。絶対悪と呼ぶには小者すぎる不善なる人々を描く匙加減が強烈に個性的だと思いました。この独特な空気感、見たら忘れられなくなるかもしれません。