おばさんシネマ

最近見た映画など。

もっかのベスト5!(2012/08/03)

東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。

 

1.【おおかみこどもの雨と雪
(今後ハヤオ氏がいなくなっても日本のアニメ界なんとかなるんじゃね?とやっと確信できた気がする。)

 

2.【メリダとおそろしの森
(母と娘の自我の葛藤の物語って今までほぼ描かれてこなかったよねー、と男性諸氏に言ってもよく分からないらしい。)

 

3.【屋根裏部屋のマリアたち
(1960年代のパリではフランコ政権下のスペインからの出稼ぎメイドさん達がポピュラーだったんだそうです。)

 

4.【ローマ法王の休日
(法王に選ばれたお坊さんが職務放棄 !? N・モレッティ監督じゃなければ下手すりゃ発禁レベルのプロットでは ? )

 

5.【汚れた心
(第二次大戦後のブラジル日系人社会では日本の敗戦が隠蔽されていたという。日本人キャストのレベルが超高い。)

 

(次点)【エイトレンジャー
堤幸彦監督がコテコテをやるとえてしてもっさりするんだよなー。でも関ジャニ大好きなんですわ~。)

 

今回は他にクリストファー・ノーラン監督の【ダークナイト ライジング】を観たのですが、あまりにもお話に入っていけなくてびっくりしました。私は【メメント】を観て以来ずっとノーラン監督の大ファンなのですが、ゴッサム・シティのゴタゴタはあまりにも人ごとのように映ります。本作に限らず、ハリウッド大作が物語として想定しようとする“悪”なるものの姿に最近全くついていけなくなりつつあるのですが、これが自分の年のせいなのか、震災や原発事故を自分が住む世界と地続きの現実の世界のこととして経験したせいなのかはよく分かりません。

 

現在公開中の他の作品の1つに、岩波ホールで上映中の【ジョルダーニ家の人々】があります。これは数年前の話題作【輝ける青春】の脚本コンビの作品で、ローマに暮らすある一家の離散と再生を描く大河ドラマです。何せ上映時間が6時間39分もあるので(休憩が3回入ります)おいそれとは勧められませんが、午後を丸々つぶしてもいいという日があったら、この一家の変遷を通して描かれるどの社会にもあるような悩みや苦しみや喜びを追体験してみるのはいかがでしょうか。