もっかのベスト5!(2012/04/06)
東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。
1.【ルート・アイリッシュ】
(イラクなどの戦地では民間軍事会社が民間人を使って後方支援を請け負っている、という基本をまず押さえたい。)
2.【少年と自転車】
(ホントに愛してくれる人は誰なのか ? 絆は自ら選び取るしかない。)
3.【スーパー・チューズデー 正義を売った日】
(民主主義的理想にはほど遠い駆け引きや足の引っ張り合い。てゆーか全員ワキが甘過ぎじゃね?)
4.【第九軍団のワシ】
(ローマ帝国時代のイギリス。境界の向こうは異世界、を地で行く物語。)
5.【ヘルプ 心がつなぐストーリー】
(アメリカ南部の黒人メイド達の話。これがほんの半世紀前のことなんだからなー。)
5.【マリリン 7日間の恋】
(モンローを演じるという無理難題を完璧にやってのけたミシェル・ウィリアムズに拍手 !! )
(次点) 【ドライブ】
(【…スーパー・チューズデー】でも主役のライアン・ゴズリングくん。よし、覚えたぞ。)
(次点) 【僕達急行 A列車で行こう】
(思えば私は最後まで森田芳光監督にはハマれなかったような気がする。)
春休みシーズンだし、昨年末にアメリカでアカデミー賞向けに公開された作品が時期的に日本で一挙に公開されていることもあり、これからしばらくは見逃せない映画がたくさんありそうです。
例年、アカデミー賞の選考基準自体には疑問を感じることが多いですが、そこは腐ってもアメリカ映画界の1年の集大成なので、ノミネート作品中には興味深いものが少なくありません。しかし逆に言えば、アメリカ映画で見るべき作品は、この時期にほとんど出払ってしまうのではないでしょうか(……もちろん例外はあるでしょうけれど)。
ヨーロッパや他のアジアの国々からの買い付け作品も減っていると言われている昨今、今年はこれから先まともな公開作がどれだけあるのかと思うと、ふとブルー入りました。