もっかのベスト5!(2013/02/16)
東京近辺で上映中の映画のうち、現在オススメするベスト5は以下の通りです。
1.【よりよき人生】
(うまくいかない人生に特効薬など無く、一歩ずつ歩くしかないのだし。)
2.【ムーンライズ・キングダム】
(ウェス・アンダーソン版の素敵なボーイ・ミーツ・ガール♪)
3.【脳男】
(生田斗真くんの透明感がハンパない。周りのキャストも素晴らしい。)
4.【同じ星の下、それぞれの夜】
(富田克也監督×冨永昌敬監督×真利子哲也監督×吉本の思わぬ拾いモノ。)
5.【自縄自縛の私】
(趣味はまぁ人それぞれ。津田寛治さんの変態が炸裂する怪演が見逃せない!)
5.【きいろいゾウ】
(ゆっくりと夫婦になる二人。ちょっとまったりしすぎかなぁと思わないじゃない。)
(次点)【悪人に平穏なし】
(終わりよければすべてよし、とはならない無茶苦茶なオッサン刑事の話。)
(次点)【ストロベリーナイト】
(テレビシリーズのファンの皆さんはこの終わり方に納得してるのかな……?)
高野さんは1968年に岩波ホールの総支配人に就任し、大手の大作映画ばかりが幅を利かせている当時に小規模でも良質な作品を一般の人に向けて紹介するということを始め、80年代以降の単館系ミニシアターのブームの先鞭をつけました。高野さんがいらっしゃらなければ、日本において映画を見るための環境はもっと貧しいものになり、日本の映画界自体が今よりもっと中身のないものになっていた可能性が大いにあったかもしれません。その意味で、高野さんは今日の日本の映画界における最大の功労者のうちのお一人だったと言っても過言ではないと思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。