もっかのベスト5!(2015/11/22)
東京近辺で最近上映された映画のうち、オススメするベスト5は以下の通りです。
(今回ちょっと古めの映画も多くてごめんなさい……。)
1.【裁かれるは善人のみ】
(人生の不条理の機微の描写が素晴らしい。救いは全くないけれど……。)
2.【恋人たち】
(人生の不条理の機微の描写が素晴らしい。ちょっと救いがあるのがいい。)
3.【FOUJITA】
(藤田嗣治の伝記ではなくイメージ映像っぽい。そういう解釈も面白い。)
4.【氷の花火 山口小夜子】
(山口さんが表現者としての自我がこんなにも強い人だったとは知らなかった。)
5.【コードネーム U.N.C.L.E.】
(1960年代のスパイ・ドラマのリメイク。さすがはガイ・リッチー監督な出来。)
5.【光のノスタルジア】【真珠のボタン】
(チリの暗黒の近代史を悠久の大地の記憶に織り込んだドキュメンタリー。)
5.【ディアーディアー】
(田舎の人間関係の閉塞感がこれでもかとてんこもりで描かれていて凄い。)
(次点)【ボーダレス ぼくの船の国境線】
(国境のないアジール的世界を寓話に描く。【駆ける少年】がモチーフなのかな?)
(次点)【海賊じいちゃんの贈りもの】
(じいちゃんと子供達の交流は面白かったけど、後半の展開はちょっとなー。)
(次点)【アクトレス 女たちの舞台】
(ジュリエット・ビノシュに女優を演じさせるってエグいってば……。)
(次点)【起終点駅 ターミナル】
(佐藤浩市さんの演じる初老の男の追憶は秀逸だけど、ポスターはちょっと詐欺。)
(次点)【ボクは坊さん。】
(ちょっと冗長な部分もあるけど、若いお坊さんの成長を丁寧に描いていていい。)
(次点)【ヴィジット】
(ホラーとしては大したネタではないけれど、見せ方が抜群に上手かった。)
【ミケランジェロ・プロジェクト】【グラスホッパー】【ラスト・ナイツ】などは期待からするといまいちだったかな~。